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とびうお (宇高連絡船) : ミニ英和和英辞書
とびうお (宇高連絡船)[ふね]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たか]
 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money 
: [むらじ, れん]
 【名詞】 1. party 2. company 3. group 
連絡 : [れんらく]
  1. (n,vs) junction 2. communication 3. contact 4. connection 5. coordination 
連絡船 : [れんらくせん]
 (n) connecting ferryboat
: [ふね]
 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship 

とびうお (宇高連絡船) : ウィキペディア日本語版
とびうお (宇高連絡船)[ふね]

とびうおは、国鉄(日本国有鉄道四国総局宇高船舶管理部および四国旅客鉄道株式会社(JR四国)船舶課が、瀬戸大橋開通以前に、本州四国間の旅客輸送用に運航していたホーバークラフトである。
ホーバークラフト(ホーバー便)は急行扱いであり、乗車券に加えて船急行券(便指定、座席は自由席)が必要であった。
本州側の宇野駅岡山県)と四国側の高松駅香川県)の間の瀬戸内海宇高航路)を23分で結んでおり(普通の連絡船だと1時間かかっていた)、乗り場が駅ホームの先端(宇野)や、駅舎脇(高松)だったので、列車からの乗り継ぎに大変便利だった。エンジンはヘリコプターと同じガスタービンを備え付け、時速80kmで海面を飛ぶように走っていた。
== 概略 ==
国鉄宇高航路のホーバークラフトは、1972年(昭和47年)11月8日にかもめが就航していた。このホーバークラフトは三井造船のMV-PP5型1隻(7号艇)をリースしたものであったが、定員は52名と少なく、大型化が必要となった。
国鉄は三井造船に新たなホーバークラフトを発注する。三井造船はMV-PP5型の18号艇として、船体を延長し66名乗りとしたMV-PP5mk2を国鉄に納入する。新しいホーバークラフトは「とびうお」と名づけられ、1980年(昭和55年)4月23日に就航した。
1986年(昭和61年)7月1日には、将来的な岡山市内-高松間のホーバー直通運航が検討され、岡山商工会議所(岡山市)などの要請で、岡山市京橋町の旭川河畔と児島半島沖の間で「とびうお」を使って2往復の試験運航を行った。しかしコスト等の問題により実現は見送られた。
1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、「とびうお」はJR四国の所有・運航となった。翌年の瀬戸大橋開通後も、宇高航路の急行便だけは残される事になったが、高速艇「しおかぜ」が採用されたため、「とびうお」のリタイアが決定的になった。
そして、瀬戸大橋線本四備讃線)開通前日の1988年(昭和63年)4月9日を最後に宇高航路のホーバークラフトは廃止された。廃止後の「とびうお」は、売却のため入札が行われたが、落札されず、後に建造元の三井造船に売却。その後1991年(平成3年)に同社玉野事業所にて解体された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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